セブ留学中の忘れられない思い出?!

こんにちは、ノリです。
セブ島の語学学校で2週間過ごしたときのこと。
今でも忘れられない思い出があります。
お世話になった語学学校では毎日グループレッスンの授業もありました。
そのグループのメンバーにロシア人の男性がいました。
名前はサイモン、年齢は不詳。(おそらく・・・見た目より若いと思われるので20代後半~30代前半かな?)
私はこれまでの40年強の人生の中でロシア人と接するのは初めて。
勝手な想像でしかありませんが、ロシアって怖い国。特に近年はウクライナと戦争していることもあり、恐れが加速しています。
そして、このサイモンもしかり。
初めて会ったとき、グループレッスンの担任の先生(明るいフィリピン人)が、
「ハロー!サイモン、How are you?」
と聞いても
「Not bad.」
とニコリともせず真顔で言う・・・・
あれ?この人機嫌悪いの??なんか怒ってる?
と誰もが思いました。
授業でも不機嫌MAXのような態度。
しかも、このロシア人の英語は先生が何度も聞き返すほどの発音で・・・・何言っているのか分からん。
この人とは隣の席にならないでおこう。
と私は決めました。
明るいタイ人の若い男性の隣にいつも座りましたよw
その後、同じ親子留学をしているママさんで若い時に留学経験のある方にサイモンの話をしたところ、
「あー、ロシア人ってみんなそんな感じだよ。国民性じゃない?子どものときは明るくて可愛いのに、大人になるとみんな不愛想になるのよ。しかもロシア語って口をあまり開けずに話す言語だから、彼らの話す英語も口が開いてなくて籠ったような発音なんだよねー。基本ロシア人が笑ってるの見ないから」
だそう。
そうか、ロシア人は笑わないのか・・・
「ロシア人がニヤってしてくれたらラッキーって感じよ」
だって。
それから、私は
学内でサイモンを見かけるたびに「Hi!サイモン」「Good morning、サイモン!」とデカイ声であいさつし続けました。
すると、、3日目ぐらいで
ニヤってしてくれるようになったのです!
うれしい。
授業は真面目に出てくるサイモン。
授業中の発言もちょっと柔和になってきました。
そして、2週間が経って私の最後の授業の日、クラスメイトに日本食を渡しました。
サイモンには、どん兵衛とインスタント味噌汁です。
するとサイモンは、他の国のどの子よりも興味を持ってくれて、インスタント味噌汁にはお湯をどれくらい入れたらいいのか?この具は何なのか?
とか、色々と聞いてきました。どうやら喜んでくれたらしいです。
なんかねー
このサイモンとの一連の思い出が忘れられないのですよね。
ロシアって怖い国、とかロシア人は何考えているか分からない・・機嫌悪いの??
って印象だったのが、
やっぱり対国じゃなくて、一個人は違うのだよね。人と人の関係になるとみんな好きになる。
って思い直した。
きっと国際交流ってこういうことなんだろうね。
その昔、学生のとき中国にちょっと留学していたときも中国の学生と話をしていて似たように感じたことを思い出しました。
45歳になって、20代のときと同じような感覚を得られたのは本当にうれしくて
やはり、こういう経験は旅行じゃ無理だよな、と思った。
子どもたちにも、どんどんこういう経験をしてもらいたいな。
あー、サイモンともっとお話ししたかったな。
最後に彼が話してくれたロシアの家庭料理の話、黒パンの話、小麦の話、
私にとって全く知らない世界。楽しかったなー
サイモンにとっても日本は知らない国だったのでしょうね。日本のイメージが少しでも良くなっていると嬉しいなー お読みいただきありがとうございました
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